根暗な大学生

生きる価値のないゴミ!!!

ハッピーメールで会った女の話2

ハッピーメールのような出会い系サイトでは、男よりも女の方が虚しさを感じているに違いない。

 

なぜなら、たくさんの男から求められても、結局は体を貪りたいだけで心などどうでもいいからだ!誰も自分を見てくれない、という現代の寂しき妖怪で溢れている。

 

そのたくさんの男の中の1人が私!現実に満足できないゴミたちが集まる場所だ。

 

そんなことより、話の続きを書く。トイレの扉が開き、そこには女がいた。黒いTシャツに、短いショートパンツ、体は少し太っているが小柄。田舎臭い香り。顔はネズミのよう…だった気がする。手にはウェットティッシュが握られていた。

 

それからなんか話した気がする。

「上は脱がないよ、急に人が来た時困るからね。」話によると、昼間した時はノックされたりしたらしい。こんな普通そうな人が、何やってんだよ…

ちなみに歳は25らしい。普通にOLをやっているとプロフィールに書いてあった。実家暮らしでこの辺りに住んでいると言う。と言うか、ストーカーとかされたら危険すぎるだろ…

 

「どうするの?するの?しないならいいよ、強制はしてないよ。お金をもらう立場だからね。」

呆然と立ち尽くす(下は縮こまっている)私に、爽やかな様子で言う。

「あれ…自分何しにきたんだっけ」

 

しばらく沈黙の間が続く。

 

「上脱がなければ、何してもいいんですか?」

よさそうなので、Tシャツをめくり、腹を撫でる。汗でかなりじっとりしている。その次に胸を触ってみる。ふぉーー

「で?する?」

「するする!したい!」

あっという間に元気を取り戻した我が子。

 

まあ、それからはそんな感じで、うん。

こんなとこに詳細を書いていいわけない。

 

5000円を取り出して渡す。「ありがとうございます〜」腰を低くして言う。金をもらう時はこうやって言うのが彼女の決まりなのだなと思った。

「この辺警察多いから気をつけてね〜」

「お疲れ様です〜」

トイレのドアの隙間から、外の光に照らされた彼女が一瞬写った。

 

その後しばらくは、両膝にあざができていた。トイレの床は硬かったようだが、そんなことを気にしている暇はなかったらしい。

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あの人も何かに笑ったり、苦しんだり、彼氏がいたり、そう言うようないわゆる普通の一面があったりするのだろうか、と思った。全く想像はできなかった。

 

汗だくのTシャツが夜風になびいた。もう一度くらいは使ってもいいかもな〜と思った。